部屋の明るさや風通しを改善したいのであれば、室内に窓を設けるリフォームを考えてみませんか?
「部屋の中に窓を作って意味なんかあるの?」と思う人もいるかもしれませんが、
室内に窓を設けるだけでも明るさや風通しの改善に効果があるんですよ!
今回は室内に窓を増やすことの意義をお話ししていきますね。
重要なのは用途に合った窓を選ぶこと
室内に配置する窓のことを「室内窓」と呼びます。
この室内窓も一般的な「外へ向けた窓」と同じように、引き戸や開き戸、突き出し窓など様々なタイプがあります。
例えば、2人のお子さんがいる家庭で、キッチンとリビングが壁で仕切られている間取りだったとしましょう。
こうした場合、親御さんがキッチンで調理をしている時にリビングからドスバタと大きな音が聞こえてきたとしても、
親御さんは一々壁の向こうまで周り込まなければお子さんの様子を確認できないですよね。
しかし、リビングと接している壁に引き戸型の室内窓が付いていれば、調理をしつつもお子さんの様子を確認でき、
ケンカが始まりそうであれば、窓をガラリと引いて、「ケンカをしないの!」と注意できますよね。
このように、家族とのコミュニケーションを考えた上で開閉式の窓を取り入れる事例は多くあります。
一方、「風通しや家族のコミュニケーションではなくて明かり取りのために窓を増やしたいんだよなぁ」という場合は
開け閉めできない「はめ殺し窓」でも良いでしょう。
デザイン性のある窓はお洒落なインテリアにも
室内窓は、開口部としてだけでなく、アクセントを添えるインテリアにもなります。
例えば、タイルのようなデコボコとした雰囲気のある壁であれば、一般的な透明なガラス窓を設置するよりも「チェッカーガラス」と呼ばれるデザイン性のある窓を設置したほうがおしゃれさを演出できます。
室内窓は開き方やデザインのバリエーションが豊富です。
住まいにあった窓を選んで、明るさや風通しの良い暮らしやすい住まいを実現できると良いですね!